前立腺がんの初期症状、治療法などのまとめ

前立腺がんは、男性の高齢者に多いがんです。初期症状はほとんどない為、初期で発見するのが難しい、とも言われています。

老人男性1

前立腺がんの、症状や治療法、気をつけるべき点などをまとめました。


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前立腺がんとは

前立腺がんは、前立腺のあらゆる部位に発生するのではなく、多く発生するい部位は気待っています。前立腺は移行域(内腺)、中心域、辺縁域(外腺)に分けられますが、前立腺がんのほとんどは、辺縁域に発生します。

前立腺がんの特徴は、

・高齢男性に多い(70歳代がピーク)
・進行がゆっくり
・男性ホルモンに大きく影響を受ける
・転移は骨が多く、次にリンパ節が多い
・初期は無症状が多く、検査でないと発見しづらい

などがあります。

前立腺がんの症状

前立腺がんは、初期はほとんど症状がない為、気付くことは、ほぼありません。
ある程度進行してくると、様々な症状は見られるようになります。

・夜中に何度もトイレに行く
・尿線が細くなる為、放物線を描いて飛ばない
・排尿終わりまでに時間がかかる、途中で止まる、いきまないと出ない
・背骨、腰の痛み
・足のしびれ
・下肢や下腹部のむくみ
・残尿感、尿失禁、血尿

主な症状は、このような排尿障害が多いですが、高齢になると、排尿障害が多くなる為、前立腺がんを疑うこともなく、見落とされがちです。

腰や背中が痛くなるのは、転移している場合で、このような場合は、すでにがんが広がっている状態が考えられます。

前立腺がんになりやすい人

なぜ前立腺がんになるのか、はっきりしたことはわかっていませんが、前立腺がんになる危険因子は、以下のようなものがあります。

・加齢
60歳から増え始め、70歳以上が最も多くなる高齢者のがんです。

・遺伝
父親、兄弟に前立腺がんになった人がいると、本人がかかる危険性は2倍になるという報告があるそうです。遺伝性のがんの場合は、40代など、まだ若い頃から発症することもあります。

・動物性脂肪の摂り過ぎ
前立腺がんんい限ったことではなく、食生活の欧米化が、がんのリスクを高めていると言われています。

前立腺がんの検査方法

前立腺がんは、初期はほぼ症状がなく、症状が現れ始めた頃はすでにかなり進行していることが多いです。その為、初期に発見する為には、定期的な検査が必要です。

・PSA検査(腫瘍マーカー検査)
血液中の腫瘍マーカーを調べることで、比較的に早期の段階で発見することが可能な検査方法です。

腫瘍マーカーとは、体内に腫瘍が発生した時に、腫瘍の細胞組織が血液中に放出するタンパク質のことで、健康な人でもわずかに出てはいますが、特定の腫瘍ができると、そうかする為、がんの有無、進行度の推測、治療法の効果の判定、がんの再発を発見する目安となります。

PSA検査は、腕から採血するだけで簡単にできる検査方法です。一般健診や人間ドッグで採用されているところもありますが、ない場合は、50歳以降の男性は、かかりつけの病院などで検査を受けるのが望ましいです。

血液検査1

PSA検査以外にも、直腸診、超音波検査などの検査方法もあります。

前立腺がんの治療法

前立腺がんの治療法は、がんの進行度に合わせて決められます。根治療法のひとつが手術療法で、回復手術を行い、前立腺を全摘出する方法です。早期のがんに特に優先される治療法で、早期の場合なら、がん根治の可能性も高いと言われています。

手術療法と並んで、根治が期待できる治療法が放射線療法です。技術が大きく進歩している為、現在では、手術療法と治療成績も変わらないそうです。

手術療法、放射線療法も受けられない(転移している、体力的に厳しい)などの方は内分泌療法(ホルモン療法)が適用されることが多いです。根治はできませんが、痛みがなく、がんを小さくする効果が期待できます。

その他にも化学慮法、待期療法、HIFU、免疫療法、遺伝子治療など、前立腺がんの治療法は多岐にわたります。それぞれの治療法の特徴やメリット、デメリットの説明を受け、医師と相談して決める必要があります。

ポイント1
前立腺がんは、これから高齢社会になるにつれ、ますます増えると予測されています。初期症状がほとんどない為、早期発見する為にも、定期的な検査を受けるようにしましょう。

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