室内飼いでも猫の去勢・避妊手術は必要か?手術のメリットとは?

室内飼いの猫なら、妊娠することも、妊娠させることもないから、去勢手術は必要ないのでは?と思うかもしれませんが、去勢手術は、妊娠を防ぐだけでなく、問題行動を予防したり、病気の予防にもなるので、室内飼いでも去勢手術をするのが推奨されています。

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今後、猫を繁殖させる予定がないなら、去勢手術をするのがオススメです。去勢手術のメリット、必要性や、時期、費用などについて詳しくまとめました。


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室内飼いでも去勢手術が必要な理由、メリットとは?

室内飼いでも、繁殖させる予定がないなら手術した方が良い、というのが一般的な考えです。去勢手術をすると、発情期がなくなることで、問題行動がなくなり性格も穏やかになります。発情期のある猫は、

・大声で鳴く
夜中でも、外に聞こえるぐらいの大声で鳴き続ける

・マーキング行為をする
家のあちこち、家具などにオシッコをかけるマーキング行為をします

・脱走しようとする
メス猫を求めて、脱走しようとし、ちょっと窓を開けた隙、ドアを開けた隙に脱走します。

・ケンカが多くなる
オス同士が出会えばメスを奪い合う為にケンカが多くなります。また家の中にずっといると発情のストレスを発散できない為、飼い主に対しても凶暴になり扱いにくくなります。

これらの問題行動が多くなります。

発情期があっても発情できないと、猫はストレスが溜まるばかり、飼い主も猫の問題行動に悩まされるので、去勢手術を受けた方が、猫にとっても飼い主にとっても、ストレスなく、暮らしていけるのです。

また、生殖器を取ることで、生殖器系の病気も防ぐことができます。

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去勢、避妊手術で防げる生殖器系の病気

●乳腺腫瘍(乳がん)
乳腺に硬いしこりができます。最初の発情の前に手術をすれば、乳腺腫瘍の発病率を最も低くすることができます。

●乳腺炎
乳腺に炎症が生じる病気です。妊娠して乳腺が発達することによって起こる病気なので、手術をすれば発病しません。

●子宮蓄膿症
子宮が細菌感染を起こし、膿がたまる病気です。発情中は感染しやすくなりますが、手術をすれば発病しません。

●卵巣腫瘍(卵巣がん)
ホルモン分泌過多が原因で起こり、交尾をしていないメスに多く見られます。卵巣を摘出すれば、病気を避けられます。

●精巣腫瘍(精巣がん)
精巣(睾丸)に腫瘍ができる病気です。睾丸に触ると痛がります。去勢手術をすれば発症することがありません。

去勢・避妊手術のデメリット

手術をすることで性格が穏やかになり運動量が減り、基礎代謝も減るので太りやすくなります。その為、食事管理はしっかり行い、おもちゃなどを使って、積極的に遊ばせて運動させるようにしましょう。

去勢・避妊手術の時期、費用、手術方法

<オス>

・時期  6~10ヵ月
・費用  15000~25000円程度
・方法 睾丸を切開して精巣を摘出します。日帰り、もしくは1日入院です。

<メス>

・時期  6~10ヵ月
・費用  20000~35000円程度
・方法 開腹して卵巣と子宮を摘出します。1~3日入院が必要です。

手術を行うタイミングが非常に重要です。発情期を迎える前に受ければ、発情期特有の行動をすることは、手術後ありませんが、手術のタイミングが遅れると、手術をした後でも問題行動を起こすことがあります。

とは言え、発情期を迎える前ならいつでもいい、という訳ではなく、手術の負担に耐えられる体力が必要です。その為、信頼できる獣医さんに、手術の時期をしっかり相談するようにしましょう。

また、手術費用も病院によって大きく違う場合もあります。事前に費用も確認しておくと安心です。

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手術の流れ

1.1~2週間前までにワクチン接種を済ませておき、術前検査をして健康状態をチェックします。
2.手術前日は基本的には絶食です。○時以降は絶食、と指示があるので、指示に従うようにします
3.予約した時間に病院へ行きます
4.手術から1週間後、傷口の治り具合や抜糸の為に病院で検査を行います。

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健康な体にメスを入れるなんて、と去勢手術に反対、という意見もあるようですが、室内飼いでも、手術をしないでいると、猫も飼い主もストレスがたまり、さらに様々な病気のリスクが伴います。

猫にとっても飼い主にとっても去勢手術をすることで、ストレスなく穏やかに暮らしていけるので、去勢手術をすることが推奨されます。タイミングが重要なので、子猫を迎え入れた時点で、去勢手術についてどうするか決めておく必要があります。

 

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