花粉症の治療法、舌下免疫療法は保険適用になる?費用はどのぐらい?

花粉症の新しい治療法として注目を集めているのが舌下免疫療法ぜっかめんえきりょうほうです。

花粉症

舌下免疫療法は、2014年10月から保険適用となり、花粉症の治療の選択肢が大きく広がりました。舌下免疫療法について、詳しく紹介します。


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舌下免疫療法とは?

舌下免疫療法ぜっかめんえきりょうほうとは、アレルギーの原因物質を少しずつ体内に入れて徐々に体を慣らし、アレルギー症状が起こらないようにする治療法です。

舌下免疫療法はスギ花粉に対する治療法で、スギ花粉のエキスを1日1回、舌の裏にスプレー(滴下)するもので、治療期間は最低2年、できれば3年以上続けるのが望ましいと言われています。

治療を長く続けるほど、効果が得られやすい、とされています。

鼻水3

薬の使い方

処方された薬を舌の下(舌の裏)に滴下し、約2分間口に含んだあとに飲みこみます。初回は医師の指導を受けるので安心です。

舌下免疫療法、治療費はどのぐらい?

1日の薬代は約100円で、健康保険適用の為、3割負担で実質1日約30円なので、1ヵ月で約1000円程度です。

薬代の他に、病院の診察料や検査料なども必要になります。

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舌下免疫療法で花粉症は治る?

舌下免疫療法が、唯一スギ花粉症を根治する可能性がある、とされていますが、すべての人に効果がある訳ではありません。

実際に舌下免疫療法を受けた人の約8割程度に効果があった、と言われています。

また、海外の報告によると、舌下免疫療法を3年間行うと、その後5年程度は効果が続くと見られています。人によってはそのまま治る人もいるようですが、再発することもあります。

再発した場合は、舌下免疫療法を1年ほど行うと効果が戻る、と考えられています。

鼻水2

舌下免疫治療法の副作用は?

舌下免疫療法で報告されている副作用には、

・口の中の腫れ
・口の中のかゆみ
・耳のかゆみ
・声がかすれる
・下痢
・発疹

などがあります。

アナフィラキシーのような重篤な副作用が起こる頻度は、1億回に1回程度、と言われています。

チェック項目

治療中の注意点

治療を開始したら、花粉の飛散シーズンだけでなく、毎日使うことが大切です。もちろん症状の有無の関わらず使うようにします。

また、薬は冷蔵庫で保管します。旅行などで薬を冷蔵保存することができない場合は、医師の指示を仰いで下さい。

治療はいつから始める?

次のシーズンに備えて今すぐ治療を始めたい!と思っても、すぐに始めることはできません。

スギ花粉が飛散している期間は、スギ花粉に対する過敏性が高まっている為、副作用が出やすいので、飛散していない時期にスタートします。

スギ花粉が飛び終わるのは5月ぐらいなので、6月ぐらいから始められます。効果が出るまでの期間は人それぞれですが、2ヵ月ほどはかかるのが一般的なので、飛散開始の2ヵ月前までに治療を開始すると、次のシーズンに効果が期待できます。

花粉1

市販の花粉症の薬の効果は?

今シーズンや来シーズンの花粉には間に合わない、という場合は、市販薬や病院で処方される薬で対処するのがオススメです。

症状が軽ければ市販薬でもOKですが、市販薬であまり効果がないのに長期間使い続けると、鼻血が出やすくなったり、鼻の粘膜に孔が開くなどの恐れがある為、医療機関を受診して、自分の症状、体質にあった薬を処方してもらうのが安心です。

薬3

花粉症の薬、いつから使い始める?

花粉症の症状が出る前から薬を使うのが良い、と言われていますが、これは初期療法と呼ばれるものです。

花粉症の症状が悪化すると薬の効きが悪くなる為、症状が軽いうちや、花粉が飛散する前から薬を使い始めることで、発症を遅らせる、症状を軽くする、薬の量や回数を減らせる、などの効果があります。

毎年、花粉症の症状で悩んでいる方は、花粉が飛散する前に、医療機関を受診して、医師に相談するのがオススメです。

病院2

1日1回、薬を舌の下に滴下するだけで花粉症が根治する、もしくは根治しなくても症状が軽くなるなら、憂鬱な花粉のシーズンが快適に過ごせるようになります。長年、花粉症に悩まされていた方も、舌下免疫療法で楽になるかも知れません。興味のある方は、耳鼻科などの医療機関で相談してみて下さい。

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