朝、足首が痛いのは変形性足関節症かも?原因、症状、治療法は?

朝起きて、歩き始めの1、2歩で足首に痛みが走る、という場合、変形性足関節症が疑われます。

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変形性足関節症の症状や原因、治療法などについて詳しくまとめました。


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変形性足関節症とは?

変形性足関節症とは、捻挫などを繰り返して足関節の靭帯が緩んで、関節が不安定になり、軟骨が損傷して炎症が起こるもので、足首に痛みが現れます。

 骨折2

変形性足関節の原因

変形性足関節は、軟骨が損傷して痛みが生じますが、軟骨が損傷する主な原因は以下の通りです。

・関節の不安定性
捻挫を繰り返したり骨折をすると、足首の靭帯が緩んで関節が不安定になります。

捻挫や骨折など、足のケガ以外に、O脚も原因となります。O脚の人は体重が足首の内側にかかる為、関節のかみ合わせが悪くなり、内側の軟骨が傷つくなります。

・軟骨の老化
軟骨の約80%は水分です。加齢とともに水分が減少し、弾力性が失われると、傷つきやすくなります。

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変形性足関節症の進行度

足関節の状態によって、進行度は以下の3つに分類されます。

・初期
靭帯がゆるむことで軟骨は少し傷ついている状態ですが、まだ十分な厚みは残っています。

・進行期
軟骨が薄くなり、脛骨の内側の軟骨の縁に負担がかかるようになり、その部分に骨が誘導されてとげのような骨棘ができます。

・末期
ほとんど軟骨がなくなり骨棘が大きくなって、骨が変形してしまいます。足首の動きは非常に悪くなります。

変形性足関節症の症状

足首が痛むのが主な症状ですが、以下の特徴があります。

・朝、歩き始めに痛む
朝起きてすぐの歩き始めの1、2歩に強い痛みがあります。しばらく足首を動かしていると、軟骨に関節液が行き渡る為、痛みがとれて楽になります。

・夕方に腫れる
1日歩いたり立ったり動いたりすると、足関節に長く負担がかかり、関節に炎症が起こる為、夕方に腫れてきます。

・階段、坂を降りるのが辛い
足首はつま先を下げると関節が緩み、骨と骨の間に隙間ができやすくなり、関節が不安定になって痛みます。

変形性足関節症の治療法

治療は進行度によって変わり、初期~進行期はまずは以下の保存療法から行われます。

・装具療法
サポーターを装着し、足首の動きを制限します。O脚で関節の傾きが大きい場合は、かかとの外側が高くなっている足底板を中敷として靴の中に入れ、足首の内側への負担を軽減します。

・薬物療法
軟骨の損傷によって起こる炎症が、さらに軟骨を壊すという悪循環を断つ為に、炎症を抑える非ステロイド性消炎鎮痛薬が使われます。

・運動療法
アキレス腱を伸ばすことで、症状を和らげます。

薬2

変形性足関節症の手術とは?

保存療法で効果なし、症状が改善しない、このような場合に手術が検討されます。進行度によって手術法は異なります。

・靭帯再建術
初期から進行期に行われる手術法で、軟骨が十分に残っている初期では、緩んでいる靭帯の代わりに膝を曲げる働きをする腱を移植します。

手術時間は1~1時間半程度で、翌日からリハビリを兼ねて歩くことが可能です。入院は約2週間で、手術から3ヵ月後には運動ができるようにもなります。

・骨切り術
初期から進行期に行われる手術法で、軟骨が減少して、足関節が不安定になった場合に行われます。脛骨を斜めに切除して、脛骨を斜めに切除して、骨盤の一部を移植します。

内くるぶしと外くるぶしによって距骨がしっかり支えられ、足首が安定します。手術後2週間は足関節をギブスで固定し、その後は松葉づえを使いながら少しずつ体重をかけていきます。骨がしっかりつくまでに2~3ヵ月かかります。

・関節固定術
末期に行われる手術法です。軟骨がほとんどなくなり、足関節の不安定性が高く、関節の変形が強い場合に対象になります。

残っている骨を切除し、脛骨と距骨をねじなどで固定します。足首の皮膚を3~4カ所小さく切開し、そこから挿入した関節鏡で見ながら手術を行う鏡視下手術が最近では増えてきています。

術後の痛みが軽く、足首の血行がよいので、関節が早く固定して、痛みがなくなる、というメリットがあります。骨がつくまで2~3ヵ月かかります。

関節固定術を行うと、足関節は動かなくなりますが、距骨下関節が動きを補う為、平なところを歩くのには、ほとんど不自由はありません。

・人工足関節置換術
末期に行われる手術法で、傷んだ関節を削りとり、人工関節に置き換えるものです。手術後も足首を動かせる、というメリットがある半面、人工関節の耐久性などの点で、長期に良好な状態を保つことができるかが課題です。

病院2

足が痛いと外出するのもおっくうになり、家に引きこもりがちになってしまい、生活の質が低下してしまいます。

足首に痛みを感じたら、痛みが軽いうちから早めに整形外科を受診して、保存療法で治せるうちに治しておくことが推奨されます。

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